スニーカーの中敷き・インソールの洗い方|靴と一緒に洗っていい?取れないときは?
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スニーカーを丸洗いするとき、中敷きはどうすればいいのか。
一緒に洗っていいのか。抜けない靴はどうするのか。洗ったあと、へたって戻らなくなったら。
他の靴と違って、スニーカーは靴そのものを洗えるぶん、中敷きの扱いで迷う場面が増えます。この記事では、その順番と注意点をまとめます。

結論|靴と中敷きは、別々に洗う
先に答えを書きます。
スニーカー本体は洗ってかまいません。中敷きも洗えます。ただし、一緒には洗わないでください。
理由は3つあります。
- こすれて傷む。洗っている間、中敷きは靴の中で動き回ります。表面の生地が毛羽立ちます
- 乾かないところができる。靴と中敷きが重なった面は、最後まで湿ったままです。においの発生源になります
- 扱いが違う。靴はブラシでこすれますが、中敷きは「なでる」程度にとどめないと傷みます
抜いて、別々に洗って、別々に乾かす。これだけで結果が変わります。
まず確認|中敷きが抜けるかどうか
スニーカーの中敷きには、抜けるものと、底に接着されているものがあります。
かかと側から指を入れて、そっと引き上げてください。
- 抵抗なく持ち上がる——抜けるタイプ。そのまま外してください
- 端は浮くが、全体は貼りついている——接着タイプ。無理に剥がさないでください
接着タイプを力ずくで剥がすと、靴の内側の生地ごと持っていかれます。一度剥がれると、歩くたびにずれて、かえって不快になります。
抜けない靴の洗い方は、この記事の後半に書きます。
洗う順番
靴も中敷きも洗う場合、この順番がいちばん効率がいいです。
- 中敷きと靴ひもを抜く
- 中敷きを先に洗う(乾くのに時間がかかるため)
- 中敷きを干しに行く
- 靴を洗う
- 靴を干す
中敷きのほうが乾きにくいので、先に洗って干しておくと、両方が同じくらいのタイミングで乾きます。
中敷きの洗い方
用意するもの
- ぬるま湯(30℃前後。熱いお湯は変形の原因になります)
- 中性洗剤(食器用でかまいません)
- やわらかいブラシ(歯ブラシで十分)
- 乾いたタオル
手順
- 乾いたブラシで、表面の砂やほこりを落とす
- 洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤を少量溶かす
- 中敷きを浸し、やわらかいブラシで表面をなでるように洗う
- 流水でしっかりすすぐ(洗剤が残るとにおいの原因になります)
- タオルで挟んで、押すように水気を取る(ねじって絞らない)
- 風通しのよい日陰に立てて干す
靴用のブラシでゴシゴシこすらないでください。スニーカーの中敷きは表面が布やメッシュのものが多く、強くこすると毛羽立ちます。一度毛羽立つと、そこから傷んでいきます。
スニーカーならではの注意
白い中敷きの黄ばみ
白い中敷きが黄色くなるのは、汗と皮脂が酸化したものです。時間が経つほど落ちにくくなります。
中性洗剤で落ちない場合は、完全に乾かしてから重曹を試してください。ぬるま湯200mlに重曹小さじ1杯を溶かし、布に含ませて汚れた部分だけをなで、すぐ水拭きします。
浸けおきはしないでください。長時間アルカリに触れると、表面材と中材の接着層が弱ります。
それでも、完全には戻らないことが多いと思っておいてください。黄ばみは見た目の問題で、機能には影響しません。
メッシュ・布の表面
汚れが繊維に入り込むので、力で落とそうとせず、回数で落とすと考えてください。一度で落ちなくても、洗うたびに薄くなります。
洗濯機はどうか
使わないでください。ネットに入れても同じです。
中敷きの多くは、表面材とクッション材を接着して重ねた構造です。洗濯槽の中で水を含んで重くなった中敷きが壁に叩きつけられると、層の境目が剥がれます。
厄介なのは、洗った直後は気づかないことです。数日履いてから波打ってきて、そこで初めて分かります。
コインランドリーの靴用洗濯機は
靴専用の洗濯機は、家庭用より回転がやさしく作られています。靴本体はそれで洗ってかまいません。
ただし中敷きは抜いて、手洗いにしてください。靴は布と樹脂の一体構造なので叩かれても戻りますが、中敷きは接着層があるぶん弱いです。
乾燥機は、靴も中敷きも使わないでください。コインランドリーの乾燥機は家庭用より高温で、接着剤が緩み、素材が縮みます。
乾かし方
洗ったあとは、風通しのよい日陰に立てて干します。平置きより立てるほうが、両面に風が当たって早く乾きます。
| 素材 | 乾くまでの目安 |
|---|---|
| EVA(軽くて弾力がある) | 半日 |
| ポリウレタン(押すとゆっくり戻る) | 半日〜1日 |
| 布表面・厚手のもの | 1日 |
| 低反発(押した形が残る) | 丸1日以上 |
早く乾かしたいときは、扇風機の風を当ててください。熱は使わないこと。ドライヤーの温風、直射日光、浴室乾燥はすべて縮みの原因になります。
生乾きのまま靴に戻さないでください。指で押して冷たく感じたら、まだ湿っています。靴とインソールの乾かし方は靴とインソールの乾かし方に詳しくまとめています。
中敷きが抜けないスニーカーの場合
接着されていて外せない靴は、靴ごとのケアになります。
- 固く絞った布に薄めた中性洗剤をつけ、中敷き部分を拭く
- 水拭きで洗剤を取る
- 靴を大きく開いた状態で、風通しのよい日陰に置く
- 完全に乾いてから、重曹を靴の中に入れて一晩(翌朝しっかり払い落とす)
靴ごと丸洗いする場合も、中敷き部分を強くこすらないようにしてください。接着が弱っているところに力をかけると、部分的に浮いてきます。
そして、ひとつ覚えておいてください。抜けない靴では、中敷きの交換もできません。次にスニーカーを買うときに「中敷きが外せるか」を見ておくと、選択肢が広がります。
洗ったあと、へたっていたら
洗って乾かしたのに、以前より薄く感じる。柔らかくなった気がする。
これは洗い方の問題ではなく、元々の寿命が来ていた可能性が高いです。洗ったことで、へたりに気づいただけ、ということがよくあります。
次のどれかが当てはまったら、交換時期です。
- かかと部分を指でつまむと、簡単につぶれる
- 土踏まずの盛り上がりが沈んだまま、戻らない
- 平らな机に置くと、波打っている
- 表面の生地が破れて、中材が露出している
- 洗っても、においがすぐ戻る
- 表面がベタつく、粉を吹いたように崩れる
期間ではなく状態で判断してください。毎日履く人と、週末だけの人では寿命がまったく違います。
においが取れないとき
洗って、完全に乾かして、それでも翌日にはにおう——この場合、においの元が素材の内部まで入り込んでいます。
ここまで来ると、洗剤も消臭剤も表面しか届きません。もうひとつ、原因が中敷きではなく靴か足のほうという可能性もあります。切り分け方はインソールの臭いの取り方にまとめています。
交換するなら
スニーカーは容積に余裕があるので、市販の中敷きがいちばん入れやすい靴です。革靴やサッカースパイクのような制約がありません。
選ぶときに見るのは3点です。
- かかとが左右から囲まれているか(ヒールカップ)。平らなシート状のものには、この機能がありません
- 潰れずに支える硬さがあるか。やわらかいだけの素材は、体重で数秒で底まで沈みます
- 手洗いできるか。洗える素材でないと、この記事の手入れが使えません
詳しい判断基準はインソールの選び方完全ガイド、サイズとカットはインソールのサイズの選び方とカット方法にあります。
Sweetleaffの「エアポンプインソール Pro」は、表面が再生ペットボトル由来のRPET抗菌糸100%で、手洗いできます。かかとには台湾・台中でインソールを30年つくり続けるBIOSUZU社が設計したヒールカップが入っています。
土踏まずの位置にエアポンプシステムがあり、この部分がアーチを高く保つ構造になっています。ここは固定です。指先でポンプを押すと空気圧が変わり、かかとと、足指のつけ根(母趾球)あたりの高さが変化します(アーチの高さそのものは変わりません)。変わるのはフィット感とクッション量の2つです。
▼ エアポンプインソール Pro(Sweetleaff公式)
https://sweetleaff.com/products/airpumpinsole-pro
M(23.0〜26.0cm)/L(27.0〜30.0cm)、6,980円(税込・送料無料)。履いて合わなかった場合は、到着から30日以内であれば返送不要で交換・返金に対応しています。
よくある質問
Q. スニーカーと中敷きを一緒に洗濯機で洗ってしまいました
A. 乾かしてから確認してください。平らな机に置いて波打っていないか、かかとをつまんで形が戻るか、土踏まずが沈んだままになっていないか。問題なければそのまま使えます。
Q. どのくらいの頻度で洗えばいいですか
A. 毎日履くなら2週間に1回、週末だけなら月1回が目安です。ただし洗う回数より、履かない日に靴から出しておくことのほうが効きます。
Q. 洗剤は何を使えばいいですか
A. 中性洗剤です。食器用でかまいません。弱アルカリ性の衣類用洗剤は洗浄力が強く、素材を傷めます。
Q. 漂白剤で白くできますか
A. おすすめしません。塩素系は生地が黄変します。酸素系も、浸けおきすると接着層が弱ります。黄ばみは見た目だけの問題なので、無理に落とさないほうが長持ちします。
Q. 洗ったら小さくなった気がします
A. 熱いお湯を使ったか、乾燥時に熱が当たった可能性が高いです。縮んだものは戻りません。次からは30℃前後のぬるま湯と陰干しにしてください。
Q. 雨に濡れただけのときも洗いますか
A. 泥がついていなければ、洗わずに乾かすだけで十分です。洗いすぎもよくありません。素材は洗うたびに少しずつ傷みます。
まとめ
- 靴と中敷きは別々に洗う。一緒に洗うとこすれて傷み、乾かない面ができる
- まず抜けるかどうかを確認する。接着されていたら無理に剥がさない
- 中敷きを先に洗って先に干す。乾くのに時間がかかるため
- ぬるま湯と中性洗剤でなでるように洗う。靴用ブラシでこすらない
- 洗濯機と乾燥機は使わない。コインランドリーの靴用洗濯機も、中敷きは手洗い
- 黄ばみは完全には戻らない。見た目の問題で、機能には影響しない
- 洗ってへたりに気づいたら、それは寿命が来ていたサイン
洗い方の全体像、素材別の扱い、重曹の使い方はインソール・中敷きの洗い方にまとめています。
※本記事は、エアポンプインソール Proを企画・販売するSweetleaffが執筆しています。