インソールが土踏まずに当たって痛い|原因は3つ、順番に切り分ける方法
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インソールを入れたら、土踏まずのところが当たって痛い。
これは「使っているうちに慣れる」で片づけてはいけない症状です。ほとんどの場合、そのインソールが足に合っていません。合わないまま履き続けると、かばう歩き方になって、膝や腰に負担が移ります。
この記事では、当たる原因を3つに切り分けて、自分がどれに当てはまるかを判断できるようにします。そして最後に、正直に言うと私たちの製品では解決しない場合についても書きます。
そもそも、なぜ土踏まずに「当たる」のか
足の裏は平らではありません。かかと、小指の付け根、親指の付け根の3点で体重を受け、その間がアーチ状に浮いています。この浮いている部分が土踏まずです。
インソールのアーチ部分は、この隙間を埋めるためにあります。うまく埋まれば、体重が広い面積に分散されて1か所あたりの圧力が下がる。これが「疲れにくくなる」の中身です。
ところが隙間より盛り上がりのほうが大きいと、埋めるのではなく押し上げることになります。これが「当たる」の正体です。
原因1|アーチが高すぎる
いちばん多いのがこれです。
市販のインソールは「平均的な足」を想定して作られています。ところが土踏まずの高さには個人差が大きく、平均から外れている人は珍しくありません。
もともと土踏まずが高い人(ハイアーチ・甲高)は、足裏の隙間が浅いところに深い盛り上がりが入るため、当たりやすくなります。
見分け方はかんたんです。インソールを床に置いて、その上に素足で立ってみてください。体重をかけた状態で土踏まずが押し上げられる感覚があれば、高すぎます。
原因2|アーチの位置がずれている
高さは合っているのに当たる場合、前後の位置がずれていることがあります。
アーチの頂点は、かかとの前端からつま先までのおよそ3分の1あたりに来るのが自然です。ここが手前すぎたり奥すぎたりすると、本来当たらない場所を押します。
サイズ調整でつま先を切ったときに起きやすいのがこのパターンです。多くのインソールはつま先側だけをカットする設計になっていますが、切る量が多いと、靴の中で位置が前後にずれます。
いま使っているインソールを靴から出して、足を乗せてみてください。盛り上がりの頂点と、自分の土踏まずのいちばん深いところがずれていないか。ここだけの問題なら、靴の中での前後位置を数ミリ変えるだけで改善することがあります。
原因3|素材が硬すぎる
高さも位置も合っているのに痛い場合、素材の硬さを疑ってください。
同じ高さでも、素材が硬いと点で当たります。やわらかければ、体重がかかったときに変形して面で受けます。
安価なインソールに多い硬質プラスチックのアーチサポートは、支える力は強いのですが、当たりも強く出ます。「支えている」と「押している」は紙一重です。
自分がどれか、順番に確かめる
- インソールの上に素足で立つ → 押し上げられる感じがあれば「高すぎる」
- 足を乗せて頂点の位置を見る → 自分の土踏まずの最深部とずれていれば「位置」
- 指でアーチ部分を押す → ほとんど沈まなければ「硬すぎる」
1と2と3は同時に起きることもあります。その場合は、いちばん大きい要因から潰してください。
やってはいけないこと
痛いまま履き続けない。「そのうち馴染む」で解決するのは、素材がわずかにへたる場合だけです。高さや位置が合っていないものは、馴染みません。
純正インソールの上に重ねない。靴の中の容積が減って甲が圧迫され、当たりがさらに強くなります。必ず抜いて入れ替えてください。
アーチ部分を自分で削らない。削ると層の構造が崩れ、支える力が一気に落ちます。削るくらいなら合うものに買い替えたほうが結果的に安く済みます。
正直に書きます|私たちの製品で解決すること・しないこと
ここは誤解されると困るので、はっきり書きます。
Sweetleaffの「エアポンプインソール Pro」は、土踏まずの位置にエアポンプシステムがあります。この部分がアーチを高く保つ構造になっていて、ここは固定です。足裏のアーチは、この構造とヒールカップが支えます。
指先でポンプを押すと空気圧が変わり、かかとと、足指のつけ根(母趾球・中足骨頭部)あたりの高さが変化します(アーチの高さそのものは変わりません)。バルブを押せば抜けます。左右は独立して調整できます。
変わるのはフィット感とクッション量の2つです。
つまり——
- 原因1(アーチが高すぎる)の方には、Proは解決になりません。アーチの高さは調整できないためです。アーチの低いモデルか、足型を採って作るオーダーインソールを検討してください
- 原因3(硬すぎる)で、クッション量が足りないと感じている方には、空気圧で当たりの強さを変えられる意味があります
- かかとがブレて安定しない方には、ヒールカップが効きます。かかとには台湾・台中でインソールを30年つくり続けるBIOSUZU社が設計したヒールカップが入っています。素材はドイツBASF社のElastollan®です
合わない方に売っても、返品になるだけです。上の切り分けで「高さが原因」だった場合は、他社製品を含めて探してください。
▼ エアポンプインソール Pro(Sweetleaff公式)
https://sweetleaff.com/products/airpumpinsole-pro
M(23.0〜26.0cm)/L(27.0〜30.0cm)、6,980円(税込・送料無料)。
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よくある質問
Q. 最初は痛かったけれど、1週間で慣れました。問題ないですか?
A. 素材がわずかに沈んで馴染んだ可能性があります。ただし、痛みが「慣れた」のではなく「感じなくなった」だけのこともあります。歩き方が変わっていないか、靴底の減り方が左右で変わっていないかを見てください。
Q. 片足だけ当たります。
A. 左右で土踏まずの高さが違うのは普通のことです。左右一体型のインソールでは対応できないので、左右別々に調整できるものを選ぶか、当たる側だけ薄いものにしてください。
Q. ハイアーチだと言われました。インソールは不要ですか?
A. 不要ではありません。ハイアーチの方は接地面積が少なく、かかとと前足部に荷重が集中しやすいと言われます。ただし必要なのは「高いアーチサポート」ではなく、かかとと前足部のクッションです。選ぶ基準が変わります。
Q. 当たるので少し空気を抜きたいのですが。
A. エアポンプ式の場合、バルブを押せば抜けます。ただし前述の通り、抜いて変わるのはかかとと母趾球あたりであって、アーチ部分の高さではありません。
まとめ
- 土踏まずに当たるのは、隙間より盛り上がりが大きいから
- 原因は高さ・位置・硬さの3つ。順番に確かめれば切り分けられる
- 痛いまま履き続けない。かばう歩き方になって膝や腰に負担が移る
- 重ねない。削らない。合わないものは買い替えたほうが安い
- アーチの高さが原因なら、空気圧調整式では解決しない
足に合わないインソールは、入れないほうがましです。まず原因を切り分けてください。
※本記事は、エアポンプインソール Proを企画・販売するSweetleaffが執筆しています。
※本記事は診断や治療を目的としたものではありません。痛みが続く場合は医療機関にご相談ください。